ニキビの基礎知識を知ろう
2022/07/16
10代からできるニキビには悩まされてきた方も多いのではないでしょうか?
放っておくとニキビ跡になり、シミができることも。
ニキビができないように、もし、できてしまったらどうしたら良いでしょうか?
また、年代によってニキビの種類が異なる他、症状によってもアプローチ方法が変わってきます。
まず、ニキビにはどんな特徴があるのか見てみましょう。
ニキビの種類
思春期ニキビ
特徴:男女問わず、10~20代前半頃にできるTゾーンに多くできるニキビで、全体的に皮脂が多く脂っぽくなります。
大人ニキビ
特徴:20歳以降にできる女性に多いニキビで、Uゾーンなどにもみられるのが特徴で、乾燥しているのに表面だけが脂っぽく見えます。
ニキビの段階
白ニキビ:角質や皮脂などの老廃物が毛穴に詰まることでできる白ニキビは、初期段階にできるもので表皮が盛り上がりニキビの中心が白っぽく見えます。
黒ニキビ:白ニキビの次の段階で、毛穴に詰まった老廃物とその上に皮脂が溜まり、酸化して黒っぽくなったものです。
赤ニキビ:黒ニキビが悪化すると、アクネ菌が繁殖してニキビが炎症したものが赤ニキビです。
炎症が起きているため、触れると痛みもあります。
黄ニキビ:赤ニキビがさらに悪化して膿をもってしまったものが黄ニキビです。
黄ニキビまで進行すると真皮にも傷がつくことがあるため、ニキビが治った後もクレーターやシミにつながってしまいます。
ニキビ予防と対策
予防策は?
思春期ニキビ:過剰な皮脂が蓄積して毛穴に詰まる前に、清潔に保つことのが重要です。
汚れをきちんと落とす洗顔をして、保湿もしっかり行いましょう。
もしニキビが炎症を起こしてしまっている場合はなるべく刺激を与えないようにしてください。
食事では油を摂りすぎないようにするほか、皮脂の分泌を調整してくれるビタミンB群を積極的にとるようにしましょう。
大人ニキビ:油分は多めに感じますが、洗いすぎたりせず、洗い終わりにしっかり保湿をしてください。
大人ニキビも、古い角質や皮脂が毛穴に詰まると起きてしまうため、肌の新陳代謝の乱れを整えることが大切です。
その他、ストレスの少ない生活、質の良い睡眠、バランスの良い食事がとれるように心がけて生活して、ホルモンバランスを整えるようにしましょう。