ボトックス(ボツリヌストキシン)の単位数、効果、持続時間など
2022/03/13
こんにちは。
池袋の美容皮膚科、カロンクリニックです。
今回はボトックス、ボツリヌストキシン製剤についてです。
ボトックスという言葉が有名になりすぎていますが、ボトックスとは
ボツリヌス菌が作るA型ボツリヌストキシンという毒素のことです。
アラガン社の「ボトックスビスタ」という製剤が、日本で唯一厚生労働省より認可を得ており、
それゆえ通称ボトックスといわれています。
ボトックスの効果として、有名なところでは額や目じりのシワ予防。
これは会話の中でよく額を動かす人や、笑った時に目をクシャッとする人に特に有効です。
額や目じりの筋肉の動きを抑えることにより、表情じわが形成されるのを防ぐので、
残念ながらすでにできてしまった深いしわなどには有効ではありません。
またエラの張りに対して、咬筋という噛む筋肉に打つことにより肥大した筋肉を縮小させ、小顔効果が期待できます。
その他、汗腺の活動をブロックするはたらきもありますので、
夏場など脇汗を抑えたい時などに打つと有効です。
ボトックスは注入部位によりますが、およそ2.3日から2週間程度で効果を実感できます。
エラなど大きい筋肉が縮小するまではもう少しかかることがあります。
持続期間としては4か月から6か月程度です。
あまり効かなかったからといって、短期間に多めにボトックスを入れると、
まれに耐性が生じる場合がありますので、1度打ってから次の注入までは、
最低4か月は空けるようにしましょう。
部位別の単位数ですが、症状や程度、何度目の注入かなどで変わりますが目安として
額:6~14単位
眉間:10~20単位
目尻:片側につき6~12単位
エラ:両側で約50単位 男性で症状が強い場合などは100単位まで
脇:両側で約50単位 しっかり効かせたい場合などは相談の上100単位
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